1次公募 採択結果 の分析【事業再構築補助金】
事務局公式資料 「事業再構築補助金 第1回公募の結果について」
事務局による公式の分析資料が公表されています。
https://jigyou-saikouchiku.jp/pdf/result/koubo_kekka_gaiyou01.pdf
採択結果 採択件数と採択率
注目すべきは、書類不備等で不採択となったものが22,231件中、2,991件(約13.5%)もあったということ。せっかく応募したのにそもそも要件を満たせていないというのは、残念なことですね。
せっかくのチャンスがもったいないので、ぜひ申請サポートを活用していただきたいです。少なくとも、書類不備で不採択となる可能性はかなり低くなります。
採択割合は、中小企業 通常枠で30.1%、特別枠で55.3%でした。通常枠が厳しかったという感想が多いようです。
業種別 採択結果
上の表のとおり、「製造業」、「宿泊業・飲食サービス業」、「卸売・小売業」が多いです。製造業については、コロナ禍、アフターコロナを見据えた新製品、宿泊・飲食サービス業は、まさにコロナの影響を一番受けている業種ということで、セントラルキッチン化、デリバリー専門店、その他大胆な他業種への転換などが多いようです。
応募割合と採択割合でみると、「宿泊業、飲食サービス業」は応募18.0%⇒採択21.8%、「製造業」は応募23.2%⇒採択31.7%と、採択率も高いという結果になりました。
応募金額別の分布
応募金額別では、中小企業通常枠の上限6000万円に集中する結果に。また、金融機関の確認書が不要な3000万円以下も若干多くなっています。緊急事態宣言特別枠の採択率が高かったため、1000万円今の案件も多いという結果になりました。
まとめ
せっかく補助金を活用して新規ビジネスにチャレンジするチャンスですので、支援機関を有効に活用していただいて、ぜひ補助金採択、事業も計画通りに成功させていただきたいと思います。当事務所は、最後までしっかり支援させていただきます。